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患者情報2万4000件含むUSBメモリが所在不明 - 慶大病院

慶應義塾大学病院スポーツ医学総合センターにおいて、患者2万4459人の個人情報含むUSBメモリが所在不明になっていることがわかった。

6月17日に紛失が判明したもので、USBメモリは所定のキャビネットに保管され、夜間は施錠されていたが、4月28日に確認されたのを最後に所在がわからないという。

USBメモリ内部には、1991年9月から2011年4月にかけて同センターを受診した2万4459人の個人情報が保存されていた。患者の氏名、ID、電話番号、性別、生年月日、傷病名などが含まれる。

同院ではUSBメモリ内の個人情報について、データベースソフトで管理されており、IDとパスワードがなければ内容を閲覧できないと説明している。

同院では対象となる患者に説明と謝罪の文書を送付した。また院内で利用するUSBメモリについて、セキュリティを強化したものへ統一するなど、対応を行っている。

(Security NEXT - 2011/06/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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