Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle、深刻な脆弱性を解消する「Java」のアップデートを公開

Oracleは、「Java」の深刻な脆弱性を解消するアップデートを公開した。脆弱性対策以外の修正も含まれるという。

影響を受けるのは、「JDK and JRE 6 Update 25」「JDK 5.0 Update 29」「SDK 1.4.2_31」で以前のバージョンも含まれる。

今回のパッチでは、セキュリティ上の問題について17件の問題へ対処。「Java Web Start」に関する3件の脆弱性は、富士通研究所の兒島尚氏がIPAに報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整した。

Oracleでは、脆弱性が攻撃を受ける可能性があるとして、できるだけ早い適用を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ASUS製ルータに認証回避の脆弱性 - アップデートの実施を
監視ソフト「WhatsUp Gold」に脆弱性 - アップデートで修正
Atlassian、前月更新で「Jira」など4製品の脆弱性を修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Active! mail」に深刻な脆弱性、すでに悪用も - 侵害確認方法を調査中
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
Dell「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性 - 乗っ取りリスクも
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Omnissa UAG」にCORSバイパスの脆弱性 - アップデートを公開