Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Google Docs」悪用するフィッシングサイトに注意

F-Secureは、Googleのサイト上でフィッシングサイトがホスティングされているケースを確認しているとして、注意を呼びかけている。

「Google Docs」のスプレッドシートは、ユーザーが入力フォームを作成し、外部へ公開できる機能を備えているが、同社では、こうした機能を悪用して個人情報やパスワードなどを窃取するフィッシング攻撃を、頻繁に確認しているという。

同社主席研究員を務めるMikko Hypponen氏は、「Google Docs」でホストされるフォームのドメインはいずれも「google.com」となり、同サービス上でホストされるフィッシングサイトは正規SSL証明書を利用しているなど厄介な問題だと指摘。

セキュリティ専門家が見ても正規サイトか判断ができないフォームも存在しており、インターネット利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2011/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「CODE BLUE 2025」まもなく開催 - CFP応募は前年比約1.6倍
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
【特別企画】脅威動向や実務者が身をもって学んだノウハウなど共有する年次イベント
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応