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2011年第1四半期の脆弱性届出、ウェブアプリが増加 - IPA

ソフトウェア製品における脅威の種類では、「サービス不能」「任意のスクリプト実行」「任意のコード実行」の順となっており、この3つで全体の8割以上を占める。

今四半期にJVNが公表した脆弱性のうち、深刻度が最も高い「レベルIII」は3件。ルータ製品「Cisco Linksys WRT54GC」や「SEIL シリーズ」におけるバッファオーバーフローの脆弱性や、コンテンツ管理システム「MODx Evolution」におけるSQLインジェクションの脆弱性などが含まれる。

脆弱性の修正状況を見ると、ソフトウェアに関するものでJPCERTコーディネーションセンターが調整を行い、開発者が修正を完了したものは24件で累計は490件となった。

届出のあったウェブサイトの脆弱性について見ると、クロスサイト・スクリプティングが最も多く全体の76%を占める。次いでSQLインジェクション(7%)、セッション管理の不備(4%)、認証に関する不備(4%)と続く。

(Security NEXT - 2011/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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