MS、17件のセキュリティ更新プログラムを公開 - 64件の脆弱性を解消
「MS11-019」は、SMBクライアントの脆弱性を修正するプログラム。クライアントのSMBリクエストに対する応答や、マスターブラウザとなっているホストに不正なパケットが送信された場合などに影響を受ける。
また「MS11-020」は、SMBサーバの脆弱性に対応するパッチで、細工されたパケットにより脆弱性が悪用される可能性がある。現時点で攻撃は確認されていないが、今後ワームなど攻撃に注意する必要がある。
「MS11-027」は、「Kill Bit」によりブラウザからActiveXの呼び出しできなくするプログラム。「.Net Framework」における公開済みの脆弱性について「MS11-028」で対処した。
さらに「GDI+」における整数オーバーフローやドメインネーム解決、「JScript」や「VBScript」エンジン、「OpenType Compact Font Format」の脆弱性について、4件のプログラムで修正している。
(Security NEXT - 2011/04/13 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Adobeが定例アップデート - 8製品29件の脆弱性を修正
「Symfony」に脆弱性 - アクセス制御ルールが回避されるおそれ


