Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ヤマハのルータにサービス拒否の脆弱性

情報処理推進機構(IPA)は、ヤマハ製ルータにおいてサービス拒否の脆弱性が存在するとして、注意喚起を行っている。

同機構によれば、「ヤマハルーターシリーズ」のIPパケット処理に脆弱性が判明したもの。脆弱性が悪用された場合、サービス拒否が発生し、製品が停止したり再起動するおそれがあるという。

ヤマハでは、脆弱性を解消した最新版のファームウェアを公開しているほか、IPフィルター機能による回避方法をウェブサイトでアナウンスしている。

今回の脆弱性は、フォティーンフォティ技術研究所の鵜飼裕司氏が、11月13日に同機構へ届け、JPCERTコーディネーションセンターがヤマハと調整を行った。

(Security NEXT - 2011/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「Apache Airflow」に脆弱性 - アップデートが公開