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ファイル感染型ウイルス「W32/Ramnit」の検知数が急増 - マカフィーまとめ

「W32/Ramnit」は、PC内の実行ファイルに感染を広げるファイル感染型ウイルス。1位となった「W32/Ramnit.a!htm」はhtmlファイルに対して、自身をインストールさせるVBScriptを挿入して感染を拡大する。

また同ウイルスにはバックドアの機能もあり、PCが不正に操作されたり情報を盗まれる可能性もある。同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。

ウイルス

1位:Generic!atr
2位:W32/Conficker.worm.gen.a
3位:W32/Conficker.worm!job
4位:Generic PWS.ak
5位:PWS-Gamania.gen.a
6位:W32/Conficker.worm.a!a
7位:Generic FakeAlert.am
8位:Generic PWS.o
9位:VBS/Autorun.worm.k
10位:Generic.dx

不審なプログラム(PUP)

1位:Generic PUP.x
2位:Adware-OptServe
3位:MySearch
4位:ASKToolbar
5位:ViewGeneric PUP.d
6位:RemAdm-VNC
7位:MWS
8位:ASKToolbar.dll
9位:Generic PUP.z
10位:FunWeb

(Security NEXT - 2011/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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