サムネイル画像処理に未修整の脆弱性 - MSがパッチ開発中
マイクロソフトは、「Windows Graphics Rendering Engine」に未修整の脆弱性があるとして、セキュリティ更新プログラムの開発を進めている。
「Windows Graphics Rendering Engine」のサムネイル画像処理に脆弱性「CVE-2010-3970」が見つかったもので、細工されたサムネイル画像を含むWordファイルやPowerPointファイルを開くと、任意のコードが実行されるおそれがある。
同社アドバイザリによれば、同社では1月5日の時点で攻撃は確認しておらず、被害の報告も受けていないという。同社ではセキュリティ更新プログラムの開発を進めており、定例外におけるセキュリティ更新プログラムの提供なども含めて対応について検討を進めている。
(Security NEXT - 2011/01/05 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消