Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「PGP Desktop」に改ざんを検知できない脆弱性

「PGP Desktop」の一部バージョンに、署名されたメッセージの改ざんを検知できない脆弱性が含まれているとして、Symantecや専門機関が注意喚起を行っている。

「PGP Desktop 10.1.0」および「PGP Desktop 10.0.3」や以前のバージョンにおいて、署名されたデータに未署名のデータが混入していても、メッセージ全体が署名されていると誤って表示してしまう脆弱性が含まれているという。

最新版へアップデートすることで脆弱性を解消することが可能。また「PGP Command Line」には同様の脆弱性は含まれていないという。

(Security NEXT - 2010/11/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性