Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PC向け「Adobe Flash Player」アップデートが公開 - Android版は9日公開予定

Adobe Systemsは、18件の脆弱性を解消した「Adobe Flash Player 10.1.102.64」を公開した。Android版については、11月9日にリリースする予定。

今回のアップデートは、「Windows」をはじめ、「Macintosh」「Linux」「Solaris」の各プラットフォーム向けに提供されている「Adobe Flash Player 10.1.85.3」やそれ以前のバージョンに見つかった不具合を修正するプログラム。

入力値のチェック機能に存在する不具合のほか、メモリ破壊など深刻な脆弱性が存在しており、攻撃された場合、アプリケーションがクラッシュし、コードが実行されるおそれがある。

また「ActiveX」利用時に影響を受ける「CVE-2010-3637」や、「Mac OS X」や「Safari」環境で見つかった脆弱性「CVE-2010-3638」についても対処した。

(Security NEXT - 2010/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性