誤送信や紛失など顧客情報に関する事故4件を公表 - 住宅金融支援機構
住宅金融支援機構は、9月から10月にかけて発生した顧客情報の紛失および誤送信について公表した。いずれも対象となる顧客に対し、説明と謝罪を行っている。
発表によれば、9月17日に近畿支店において、顧客11人分の印鑑証明書や収入証明書など、個人情報含む書類の紛失が判明。また同月24日には、審査センターにおいて顧客2人分の審査関係書類一式の紛失が判明した。いずれも不要書類とともに誤って廃棄した可能性が高く、外部流出のおそれは低いとしている。
さらに10月1日には、首都圏支店において書類の誤送付が発生。顧客2人の氏名が含まれる書類を委託先へ送付する際、誤って別の委託先へ送付。書類はただちに回収した。
また同月8日、中国支店において顧客815人分の氏名や貸付金額などが記載されたリストの誤送信が発生。顧客リストを委託先3社にメール送信した際、他社に委託している顧客リストを誤って添付したというもの。委託先でファイルが開かれる前に判明し、その後速やかに削除されたとしている。
(Security NEXT - 2010/10/27 )
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