Firefoxがアップデート、dllファイル読み込みの脆弱性を修正 - Linux版にも同様の脆弱性
Mozillaは、9件の脆弱性を修正したブラウザの最新版「Firefox 3.6.11」「Firefox 3.5.14」を公開した。
今回のアップデートでは、メモリ破壊など重要度が「最高」とされる脆弱性5件を解消。「Windows」において多くのアプリケーションで脆弱性が指摘されているライブラリファイルの読み込みに関する脆弱性へ対応したほか、Linuxでもライブラリパスの指定に問題があるとして修正を行っている。
また「href属性」の処理に不具合があり、攻撃者によりJavaScriptを実行されるクロスサイトスクリプティングの問題や、モーダル表示後に異なるドメインのページへ遷移した場合もアクセス権が得られる脆弱性など、重要度「高」の脆弱性が2件を解消。さらに「中」「低」それぞれ1件の不具合に対処している。
(Security NEXT - 2010/10/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を