Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PNGライブラリにバッファオーバーフローの脆弱性

PNG Development Groupが開発を手がけ、PNG形式の画像ファイルを処理するオフィシャルライブラリ「libpng」に脆弱性が含まれていることがわかった。

「libpng 1.4.2」や「同1.2.43」とそれぞれ以前バージョンにおいて、ファイル処理にメモリ破壊の脆弱性が含まれており、悪用された場合、リモートでコードが実行される可能性がある。またアプリケーションがクラッシュするメモリリークの不具合も含まれていた。

今回みつかった脆弱性は、6月25日に公開された「同1.4.3」「1.2.44」において修正されているという。

(Security NEXT - 2010/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み