IPA、サポート終了OSの危険訴える - 利用せざる得ない場合は隔離を
情報処理推進機構(IPA)は、7月13日にマイクロソフトが提供する一部OSがサポート期限を迎えることから、システム管理者に対してOSのアップデートを実施するようアナウンスするとともに、サポート終了OSの危険性を正しく認識してほしいと注意を呼びかけている。
サポートが終了予定となっているのは、「Windows 2000 Professional」や「Windows 2000 Server」「Windows XP SP 2」。今月米国時間13日を最後に、脆弱性を解消するセキュリティ更新プログラムの提供が中止となる。
「Windows XP SP2」では、サービスパック「同SP 3」の適用によりサポート期間が延長できるが、「Windows 2000」についてはOSそのものを変更する必要がある。
同機構によれば、大量ではないもののサポートが終了したOS利用者から、ウイルス感染や不正アクセスの被害相談が寄せられているという。またサポート終了後に利用する危険性を認識していないケースもあったと指摘する。
(Security NEXT - 2010/07/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
「Spring Cloud Gateway Server Webflux」に情報漏洩の脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
米政府、国家支援攻撃者によるF5侵害受け緊急指令
F5、「BIG-IP」「F5OS」の複数脆弱性に対応 - 最新版へ更新を
「Windows 10」サポート終了 - 重要度が高い更新は「ESU」で継続提供
Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
	

