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セキュリティ対策状況を簡易診断できるベンチマークを強化 - IPA

情報処理推進機構(IPA)は、情報セキュリティの取り組みを診断できる「情報セキュリティ対策ベンチマーク」の最新版を公開した。

同ベンチマークは、25項目にわたる組織の情報セキュリティ対策の取組状況と15項目の企業情報を回答することで、セキュリティ対策の取組状況を他社と相対的に把握できる自己診断システム。回答項目は「ISMS認証基準附属書Aの管理策3」をベースに作成されており、2005年8月の公開から2万件の利用実績がある。

最新版となる「同バージョン3.3」では、2008年から2009年までの2年間に診断した1540件を基礎データとして採用。英語バージョンについても同様にバージョンアップした。さらに1540件の診断データと2006年から2009年までの4年間のデータを参考資料として用意している。

(Security NEXT - 2010/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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