Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

労災関連の個人情報1311件含むハードディスクを署内で紛失 - 盛岡労基署

盛岡労働基準監督署において、労災保険の給付請求者の個人情報が記録された外付けハードディスク1台が所在不明になっていることがわかった。

所管する岩手労働局によれば、紛失したハードディスクには、2005年度から2010年6月にかけて同署で受け付けた労災保険の給付請求関係者1311人分の個人情報が記録されていた。氏名、住所、電話番号、職種、傷病名、保険給付内容、所属事業所名、災害発生状況などが含まれる。

6月8日に保管場所からハードディスクが紛失していることが判明し、その後署内を捜索したが発見できなかった。保管場所は施錠されておらず、ハードディスクにはパスワードなどのセキュリティ対策は講じられていなかったという。

情報流出や不正利用などは確認されていないが、同局では、引き続きハードディスクの捜索を行い、対象となる関係者への謝罪文書送付や個別訪問などの対応を進める。

(Security NEXT - 2010/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含むHDDが所在不明、前日業務で持出 - 名古屋市立大
データ消去が不十分なSSDを廃棄処分、認識不足で - 南生協病院
NAS上の人事異動情報に不正アクセス、職員を処分 - 新潟市
執務室で保管していた個人情報含むHDDが所在不明 - ジェトロ
通販サイトの会員情報含むHDDを第三者が入手 - バンナムグループ会社
保守委託先で顧客情報含むHDDが所在不明 - はばたき信組
職員が消防学校で業務データ含む私物HDDを紛失 - 板野東部消防組合
市立幼稚園で園児の撮影画像など含むメディアを紛失 - 尼崎市
小学校で許可のもと持ち出したUSBメモリが所在不明に - 神栖市
患者情報含むポータブルHDDが所在不明に - 浜田医療センター