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中国が発信元と見られるTCP9415ポートへのアクセスが急増 - 警察庁が注意喚起

警察庁は、公開プロキシサーバを探す目的と見られるTCP9415ポートへのアクセスが増加しているとして注意を呼びかけている。

同庁によれば、2009年11月ごろに増加傾向が現れ、2010年2月末に急増、以降も高い水準で推移しているという。

アクセス元は、中国国内のIPで、スキャンニング用のツールを利用したアクセスと見られ、6000ポートより発信されている。アクセスへ応答した場合、さらに外部サイトへの接続要求が行われたという。

同庁ではこうした現状をふまえ、パソコンが公開プロキシサーバとして動作している場合、DoS攻撃や踏み台に悪用される可能性があるとして、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/06/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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