脆弱性対策の意志決定をサポートするVRDAフィードが開始 - ATOMやHTMLで入手可能
JPCERTコーディネーションセンターは、「VRDA (Vulnerability Response Decision Assistance) フィード」の試験提供を開始した。
同サービスは、米NISTの運営する脆弱性データベース「NVD」や情報処理推進機構が提供する「MyJVN」に収録された脆弱性情報について、ATOM形式やHTMLによりデータ配信を行う試み。
ユーザーは共通脆弱性評価システム「CVSS (Common Vulnerability Scoring System) 」に基づいて分析された脆弱性情報をスムーズに入手し、活用することができる。
「MyJVN」では、独自APIを公開しているほか、同センターでは脆弱性対応の意志決定支援システム「KENGINE」のため、XMLにて情報を提供する「VRDA」の開発を進めてきたが、より多くの利用者の需要に応えるため、今回幅広い配信形式へ対応したという。
(Security NEXT - 2010/06/02 )
ツイート
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chrome」にアップデート - 5件のセキュリティ修正
「Firefox 143」を公開 - 脆弱性11件を解消
Wondershareのファイル修復ソフトに脆弱性 - パッチ提供状況は不明
UTM製品「WatchGuard Firebox」のVPN機能に深刻な脆弱性
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性