Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Gumblar亜種でサイトが3カ月以上改ざん状態に - ウェッジHD子会社

ウェッジホールディングスの子会社であるエースデュースのウェブサイトが、外部より不正アクセスを受け、改ざんされていたことがわかった。

同社によると、今回判明した改ざんの原因は「Gumblar亜種」によるもので、改ざんされていた期間は2009年10月30日から2010年2月2日まで3カ月以上に及ぶという。改ざんされたページを閲覧した場合、不正サイトへ誘導されウイルスに感染するおそれがあった。

ウェブサイトで個人情報は取り扱っておらず漏洩のおそれについては否定しており、親会社であるウェッジHDのウェブサイトについても、別のサーバで運営していたとして影響はなかったとしている。

エースデュースでは、ウェブサイトの修正を12日に終え、利用者へオンラインスキャンなどウイルスを駆除する方法をウェブサイトで案内している。

(Security NEXT - 2010/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性