MS、月例パッチ13件を公開し適用優先度も公表 - カーネルやSMBの脆弱性を解消
マイクロソフトは、2月5日に予告していた月例セキュリティ更新プログラム13件を10日に公開した。
深刻度による内訳は、「緊急」が5件、「重要」が7件、「警告」が1件で、「Windows 2000」や「同XP」向けのプログラムが中心。「Office」やサーバ向けプログラムなどもあるため、利用者の利用環境によって適用すべきパッチの件数は変化する。
深刻度が「緊急」とされる更新プログラムは5件。「SMBクライアント」の脆弱性を解消する「MS10-006」では、不正なパケットを受信した際にコードが実行される問題を解消した。
一方「MS10-007」では、「Windows Shellハンドラー」の脆弱性へ対応。URIを解析する「ShellExecute」のAPIに問題があったもので、不正なURIを処理するとコードが実行されるおそれがあった。ブラウザやメーラーなど、同APIを利用している他社プログラムにも影響がある。
(Security NEXT - 2010/02/10 )
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