Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

外部へ運営を委託しているサイトが「Gumblar」で改ざん - 三井住友カード

三井住友カードの一部サイトが、1月6日14時半ごろから翌7日11時過ぎまで不正アクセスにより改ざんされていたことが判明した。

改ざんが発生したのは、「VISAギフトカード」を利用できる店舗を案内したリンク集サイト。最大1845人が閲覧しており、不正サイトへ誘導されてウイルスへ感染するおそれがあった。現在同社では同サイトを閉鎖している。

同社によれば、同サイトを管理する業務委託先が「Gumblar」亜種へ感染。アカウント情報が盗まれ改ざんされたという。改ざんされたサイトに個人情報は保存されていなかった。また改ざんされた範囲は同サイトに限られ、同社が運営する他サイトへの影響はないという。

同社では、利用者に対してウイルスへ感染していないか確認するよう、対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/01/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出
約9カ月にわたりサイト改ざん、約100記事に不正スクリプト - 京大
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
リサイクル着物の通販サイト、クレカ情報流出のおそれ
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性