「IIS」拡張子処理の脆弱性、「同6.0」へ影響 - デフォルトでは影響受けず
複数のセキュリティベンダーが、2009年末にマイクロソフトの「IIS」において、ファイル拡張子処理の脆弱性について指摘した問題で、同社では脆弱性の特定をほぼ終えているという。
問題となっているのは、IISサーバにおいて拡張子の処理に問題があり、本来実行ファイルではないファイルが実行されるおそれがあるもので、複数のセキュリティベンダーが指摘している。
マイクロソフトのセキュリティレスポンスマネージャの小野寺匠氏によると、脆弱性についてほぼ調査が終わっており、影響を受けるのは「同6.0」のみであることが判明しているという。
脆弱性の影響を受けるには、IISのセキュリティ設定を脆弱になるよう変更する必要があり、デフォルトの設定であれば影響を受けないと説明。対処については、今後アナウンスが行われる見込み。
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2010/01/13 )
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