Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドマイクロ「InterScan Messaging Security Suite」にBINDの脆弱性

トレンドマイクロは、同社製品「InterScan Messaging Security Suite」が、BINDの脆弱性が影響を受けるとして修正プログラムを公開した。

BINDの脆弱性は2009年7月に公表されており、外部より細工が施されたダイナミックアップデートパケットを受信した場合にサービス拒否が発生する可能性がある。すでに攻撃コードも公開されている。

影響を受けるのは、「InterScan Messaging Security Suite 7.1」のLinux版と「同7.0」のWindows版、Linux版、Solaris版。同社では16日よりアップデートの提供を開始している。

また、BIND 9.6以降はWindows 2000をサポートしていないため、同社ではBINDモジュールを更新したリパック版を用意している。

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2009/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

I-O DATAのNAS製品「HDL-T」シリーズに深刻な脆弱性
SAMLライブラリ「samlify」に「クリティカル」脆弱性
米政府、脆弱性6件の悪用に注意喚起 - メールや社内チャットなども標的に
トルコ関与疑われる攻撃グループ、チャット製品にゼロデイ攻撃
「Kibana」にプロトタイプ汚染の脆弱性 - アップデートや緩和策
「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Auth0」のSDKに脆弱性 - 各プラットフォーム向けにアップデート
「glibc」に深刻な脆弱性 - 2024年のアップデートで修正済み
多要素認証製品「Advanced Authentication」に脆弱性 - 4月更新で修正済み
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消