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ブルーコート、クラウドとの連携も実現したセキュリティゲートウェイ製品をリリース

ブルーコートシステムズは、アプライアンス製品の新機種「Blue Coat ProxySG 9000」「Blue Coat ProxyAV 1400「同2400」やクラウドサービス「Blue Coat WebPulse」、および包括ソリューション「Blue Coat Secure Web Gateway」を発表した。

「ProxySG」は、キャッシュ機能などを提供するプロクシサーバ。「同9000」では、スループットを向上させ、同社の従来製品に比べ約5倍のパフォーマンスを実現しており、6万人規模まで対応することが可能。

さらに同製品と連携する「ProxyAV 1400「同2400」は、ウェブサイトの閲覧時にウイルスやトロイの木馬の侵入を防止するアプライアンス。いずれも最新OSである「Secure Gateway Operating System version 5.5」を搭載しており、圧縮ファイルのスキャン能力を向上させた。

くわえて「ProxyAV」は今回発表したクラウド型サービス「Blue Coat WebPulse」と連携が可能。同サービスでは、スクリプトの分析やサンドボックスが用意されており、URLリクエストをリアルタイムに分析でき、脅威に関する情報は他ユーザーと共有することができる。

また両アプライアンスを含むウェブゲートウェイソリューション「Blue Coat Secure Web Gateway」では、ネットワークのセキュリティポリシーやライセンスの集中管理を実現した。

同ソリューションが提供する「ProxyClientソフトウェア」では、あらたにIDベースのフィルタリング機能を搭載しており、リモートユーザーを対象としたポリシーの設定、管理、レポートが可能となった。

(Security NEXT - 2009/11/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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