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「フレッシュ」な個人情報取得にIMを活用するサイバー犯罪者

説明会では、さらに最近同社が2カ月ほど前より観測しているサイバー犯罪者による個人情報のあたらたな取得方法について説明した。トロイの木馬「Zeus」の亜種を悪用した攻撃で、オープンなIMネットワークが悪用されている。

問題のトロイの木馬が感染した場合、PC内の個人情報などをドロップサーバへ収集。サーバ上にはオープンソースの「Jabber」を改良したものがインストールされており、必要に応じてインスタントメッセージとして攻撃者へ個人情報などが転送されている。

IMが利用される理由として、攻撃者の匿名性を確保はもちろん、取得した情報をリアルタイムに攻撃者へ伝えるのが目的だという。利用者がログインしたことや、セッションハイジャックを行って「マンインザブラウザ(MITB)」攻撃を行われている。

(Security NEXT - 2009/08/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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