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「Adobe Flash」「Adobe Reader」の脆弱性を解消するアップデータが公開

「Adobe Flash Player」や「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」の脆弱性を解消するアップデートが公開された。

「Adobe Flash」に脆弱性が見つかり、同社ではセキュリティアドバイザリを公開していたが、アップデートで対応したもの。細工を施したファイルを処理する際、同ソフトはもちろん、Flashファイルを埋め込んだPDFファイルを処理する際に「Adobe Reader」などへ影響を与える。「Adobe AIR」における閲覧時も攻撃を受ける可能性がある。

脆弱性が含まれているのは、「Adobe Flash Player」は「同10.0.22.87」および「同9.0.159.0」以前のバージョンで、すべてのプラットフォームで影響を受ける。また「Adobe Reader」や「Acrobat」では「9.1.2」以前のバージョンに脆弱性が含まれる。

Security updates available for Adobe Flash Player, Adobe Reader and Acrobat
http://www.adobe.com/support/security/bulletins/apsb09-10.html

Adobe Systems
http://www.adobe.com/

(Security NEXT - 2009/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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