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生保や共済の顧客情報が路上に落下、一部が所在不明に

日本生命保険、第一生命保険、全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)は、徳島県の元嘱託医により保管されていた顧客情報が、廃棄処分される課程で所在不明になったことを明らかにした。

紛失したのは、生命保険や共済へ加入を希望した顧客の健康状態について記載した書類。日本生命の顧客250人分や第一生命の顧客373人分、JA共済連の顧客110人分などあわせて733件で、氏名、生年月日、職業、医学的情報など個人情報が記載されていた。

元嘱託医はすでに亡くなっており、業者が日用品などの処分を請け負ったが、3月27日に処分場へ輸送する際、石井町の路上で一部書類を落とした。

日本生命では250人分の書類を回収できたが、第一生命は271人分、JA共済連は91人分にとどまり、一部の所在がわかっていない。処分場へ搬入された書類については、すでに焼却処分されているという。

3社では、対象となる顧客への事情説明を順次進めているが、紛失した情報の不正利用などは報告されていない。

(Security NEXT - 2009/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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