Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

教科書としても活用できる「情報セキュリティ教本」の改訂版が発売

情報処理推進機構(IPA)は、「情報セキュリティ教本改訂版 - 組織の情報セキュリティ対策実践の手引き」を実教出版より発刊した。A5判400ページで価格は2600円。

同書籍は、企業や組織の役員や情報セキュリティ担当者が把握しておくべき情報セキュリティ対策に関する基本的事項を盛り込んだ手引き書。情報セキュリティ対策について具体的な事例をもとに解説している。

政府機関統一基準をベースに制作されているが、他ガイドラインや認証基準、対策実践情報など幅広く参照している。説明は体制作りや運用、評価などPDCAサイクル沿った流れで行われ、平易な言葉で解説するなど工夫した。

初版が発行されたのは2007年4月で、今回の改訂版ではセキュリティ環境の変化などをふまえ、政府機関統一基準第3版への対応など、一部で加筆や修正が行われた。また巻末に情報セキュリティ関連年表を収録している。

090318ip.jpg

(Security NEXT - 2009/03/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

通販サイトで不正利用が多発、クレカ決済停止 - 医学書院
複数サイトに攻撃、DBのテーブル名を取得された痕跡 - 紀伊國屋書店
トレカ抽選で個人情報を誤表示、キャッシュ設定不備で - テイツー
「情報セキュリティ白書2023」を7月25日に発売 - PDF版も公開予定
レッドチーム演習の解説本、Kindle日替セールで87%オフ
政府委託事業の旧ドメインを第三者が取得 - 偽サイトで外部誘導
外部指摘で4年以上前の不正アクセスが判明 - 美容関連出版社
YouTubeから誘導、ライブ配信サービス装う詐欺サイトに警戒を
「情報セキュリティ白書2022」の無料PDF版を公開 - IPA
IPA、「情報セキュリティ白書2022」を発売 - PDF版も同時公開予定