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DDS、Validityへ「ハイブリッド指紋認証方式」を独占的にライセンス供与

ディー・ディー・エスは、PC向け指紋認証センサー開発大手の米Validityへ「ハイブリッド指紋認証方式」を独占的にライセンス供給すると発表した。

「ハイブリッド指紋認証方式」は、DDSが名古屋工業大学大学院と開発した周波数解析法を用いる独自の指紋認証エンジン「UB-safe」と「マニューシャアルゴリズム」の組合せた認証技術。登録率や照合性の高さなどを特徴とする認証技術として、同社が今年1月に発表した。

今回のライセンス契約により、Validity製センサーを採用しているHPやAcerのほか、ノートPCメーカーへ採用される見込みで、DDSではクライアント/サーバソフトウェア製品「EVE」のシェア拡大につながると判断したという。両社は4月に業務提携し、共同でテストマーケティングを実施していた。

(Security NEXT - 2008/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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