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生徒や教員の情報含むPCが盗難、HDDは暗号化済み - 広島大付属中

広島大学付属東雲中学校は、生徒や卒業生、教員の個人情報が保存されたパソコンが盗難被害に遭ったことを明らかにした。

同校によれば、11月19日朝、校舎内に置いていた教員用のノートパソコンが見当たらないことに教員が気づいた。

被害に遭ったパソコンには、2018年度から2021年度に在籍していた生徒423人分の情報が保存されていた。卒業生の氏名と生年月日、欠席生徒の氏名と欠席理由のほか、2018年度から2020年度実施の入学調査応募者68人分の情報も保存されていた。一部応募者の氏名、小学校の成績などが含まれるが、パスワードが設定されている。

また、2018年度から2021年度に在籍した教員58人に関する情報も保存されており、常勤教員の氏名と年齢、非常勤講師の氏名とメールアドレス、電話番号、新規採用教員の氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、職歴などが含まれる。

同パソコンには、指紋認証を設定しており、ハードディスクは暗号化されているという。同校では、校舎内外を捜索したが発見できず、盗難の可能性が高いとして警察へ被害を届けた。

(Security NEXT - 2021/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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