「ServerProtect for Linux 3.0」の修正パッチを公開 - トレンドマイクロ
トレンドマイクロは、同社セキュリティ対策製品「ServerProtect for Linux 3.0」向けに、脆弱性を解消する修正パッチを13日より提供開始した。
今回公開されたパッチは、設定ファイルにおけるオプションの無効化や、Apacheを1.3.39から1.3.41へバージョンアップすることにより、同製品のウェブアプリケーションに含まれる3種類の脆弱性へ対応したもの。
問題となる脆弱性が悪用された場合、サーバ上でユーザー名による認証が行われたり、ウェブコンソールが設置されたディレクトリ一覧の取得、HTTP TRACEメソッドを用いることによる情報漏洩など、攻撃を受けるおそれがある。
同社では、Red Hat Linux版とSuSe Linux版を用意しており、いずれも利用にあたっては、ServerProtect for Linux 3.0 Service Pack 1がインストールされている必要がある。
ServerProtect for Linux 3.0 用 Critical Patch (Build 1235) 公開のお知らせ
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=1167
トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/
(Security NEXT - 2008/11/17 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処