アクセス解析ソフト「AWStats」の脆弱性に注意呼びかけ - NTTデータ・セキュリティ
NTTデータ・セキュリティは、ウェブ解析ソフト「AWStats 6.8」に見つかった脆弱性について検証レポートを公表し、注意喚起を行った。
同社によれば、同ソフトにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、不正なURLをユーザーにアクセスさせることで、AWStatsが設置されたサイトで利用しているCookieを不正に取得されるという。同ソフトを同一サイトに設置していれば、ほかのコンテンツに問題が存在しない場合でも影響を受ける。
同社は、「AWStats」を解析対象の公開サイトと同一サイトに設置し、外部から閲覧できるケースもあると指摘。脆弱性が解消されている「AWStats 6.9」へのアップデートや、解析画面へのアクセスを制限するなど対策を呼びかけている。
NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/
(Security NEXT - 2008/09/26 )
ツイート
PR
関連記事
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正