5月の国内のフィッシング報告は微増 - フィッシング対策協議会
フィッシング対策協議会は、5月に同協議会へ届けられたフィッシングの状況をとりまとめ、公表した。
5月は、フィッシングの報告が1件と少なかった4月から2件増加し、3件だった。フィッシングメール、フィッシングサイトは、いずれも3件と同様に増加したものの、過去1年間の平均より低い件数だった。
ブランドの悪用も同じく3件で、金融に関するものが2件。以前にフィッシングメールが確認されている「Bank of America」が再び標的とされているが、内容は以前のものと異なり、「定期メンテナンスで異常が検知された」といった文言で偽サイトへ誘引するという。
また「PayPal」のフィッシングメールも発生しており、「アカウントに不正な取引があったため、アクセスを制限している」としてウェブサイト上から情報を入力させようとするものだった。金融以外の1件は「Google AdWords」を偽装したもので、決済がうまくいかないとして中国へアクセスさせ、IDやパスワードを詐取するものだった。
(Security NEXT - 2008/07/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「ジャンボ宝くじ」無料プレゼントなどと誘導、フィッシング攻撃に注意
「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
Amazon関連ドメイン取得、3週間で700件以上 - プライム感謝祭を標的か
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
PyPI上に不正コード含む「num2words」 - 開発者がフィッシング被害
偽基地局から送信されたフィッシングSMSに注意 - 総務省が注意喚起
「豪華3大特典」と誘惑 - 偽マネックス証券のフィッシングに注意
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生
Appleをかたるフィッシング攻撃が増加中 - 「支払情報更新」など偽装
	
