Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PC内の個人情報を消去せず、別業務転用で流出 - 大分県委託先

大分県が情報処理業務を委託している大分交通において、パソコンの管理ミスから、同社が県から預かった個人情報2676件が外部へ流出したことがわかった。

今回の流出は、県から委託された業務に使用したパソコンを、データの削除を行わずに残存したまま別の業務へ利用したのが原因。同社が運営しているマンションの業務へ転用したことから、保存されていた個人情報が、マンション内の6世帯において閲覧可能となり、実際に2人がデータを閲覧した。

同パソコンには、同県の介護支援専門員2676人の氏名、住所、生年月日、登録番号、資格有効期間などが保存されており、同社では関係者に対し謝罪した。二次流出やデータの不正利用に関する報告は確認されていないという。

(Security NEXT - 2008/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
民泊事業者情報をサイトで誤公開、ファイル内に残存 - 北海道
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
職員が患者の検査画像をSNSに投稿 - 都内の循環器専門病院
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町
就農準備資金受給者への連絡メールで誤送信で - 福島県農業振興公社
誤送信で肝炎医療コーディネーターのメアドが流出 - 静岡県
元従業員が内部資料を持出、情報提供から判明 - リクルート
デジタル人材育成施設でメールの誤送信が発生 - 群馬県