Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Flash Player」に複数の脆弱性 - アップデートが公開へ

Adobe Systemsの「Flash Player」に複数の脆弱性が見つかった。同社では問題を解消したアップデートを公開している。

脆弱性が見つかったのは、「Flash Player 9.0.115.0」および「同8.0.39.0」で、以前のバージョンも含まれる。これらソフトを利用して、攻撃者により悪意を持って改変ファイルを閲覧した場合、クロスサイトスクリプティングの攻撃を受けたり、任意のコードが実行されるおそれがある。

脆弱性は、最新版を利用することで回避することが可能。同社では、利用者へアップデートを呼びかけている。

Adobe Web Player
http://www.adobe.com/jp/shockwave/download/alternates/

アドビシステムズ
http://www.adobe.com/jp/

(Security NEXT - 2008/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供