Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

海外送金サービスの口座情報約1万件を紛失 - JCB

JCBは、口座情報など顧客情報を保存したUSBメモリが所在不明になっていることを明らかにした。

所在がわからなくなっているのは、海外留学生へ送金できる「JCB送金名人」の送金先情報を保存していたUSBメモリ。2008年8月から2006年12月まで同サービスの利用した送金先に関する金融機関名、口座名、口座番号など口座情報9599件や送金額が記録されていた。

3月10日にサーバに接続されていたUSBメモリの紛失が判明。同社では、判明後にサーバルームの点検をはじめ、入退室記録や監視カメラの記録映像の確認、担当者の聞き取り調査など実施したが見あたらないという。

不正利用など報告されておらず、同社ではメンテナンス時に廃棄物へ紛れこみ、誤って処分した可能性が高いと説明している。また関連する顧客へ事情説明や謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2008/03/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
児童情報含む私物USBメモリを紛失、小学校教諭を処分 - 北海道
USBメモリを紛失、発信機履歴から誤廃棄の可能性 - 福井大病院
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
患者情報の統計含む資料が所在不明 - 長崎みなとメディカルセンター
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク