Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メール配信システムの設定ミスで顧客情報が流出 - 環境関連の出版社

環境関連の雑誌や書籍の企画、出版を行う木楽舎において、メール配信システムの設定ミスによる顧客情報の流出が発生した。

3月7日夕方、同社が567人に対しイベント参加案内メールを同報配信したが、同メールに返信した2人が参加希望メールが、受信者全員に同報配信されたという。

メール配信システムの設定ミスによるもので、返信された参加希望メール2件のうち、1件は氏名とメールアドレス、もう1件に関しては住所や電話番号、年齢、性別も記載されていた。

同社が設定ミスに気付いたのは約7時間後で、同報配信用のアドレス停止など対策を実施。また、流出の対象となった2人や誤配信先である565人に対し、説明と謝罪を行った。

(Security NEXT - 2008/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響