Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

またQuickTimeに脆弱性が見つかる - 実証コードも確認

人気音楽ソフト「iTunes」でも利用されているアップルのマルチメディアソフト「QuickTime」に、未修正の重大な脆弱性が見つかった。

「QuickTime 7.3.1.70」においてReal Time Streaming Protocol(RTSP)のレスポンスヘッダ処理にバッファオーバーフローの脆弱性が見つかったもの。脆弱性が悪用された場合は、サービス停止が発生したり、任意のコードが実行されるおそれがある。

今回の脆弱性については、すでに実証コードの存在も確認されており、US-CERTやセキュリティベンダーなどは、信頼できないウェブサイトへのアクセスやリンクへのクリック、不審なファイルを開かないよう注意を呼びかけている。

アップルでは、脆弱性を解消したとして、12月に「QuickTime 7.3.1」を公開したばかりだった。

(Security NEXT - 2008/01/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SonicWallのクラウドバックアップに攻撃 - FW情報が漏洩
市サイトに個人情報含むPDFファイルを誤掲載 - 東御市
増加傾向から一転、被害額が4割弱減 - クレカ不正利用
研修申込者への受講承認メールで誤送信 - 茨城県社会福祉協議会
シフト管理SaaSに攻撃、従業員情報が流出 - スターバックス
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
NVIDIAのAI基盤「HGX」「DGX」に権限昇格の脆弱性 - 修正版リリース
Java環境向けテンプレートエンジン「jinjava」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性