Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大学センター試験が一部問題を差し替え - 持ち出した資料の盗難で

大学入試センターは、盗難によりセンター試験の資料を紛失したとして、問題を差し替えると発表した。

2008年1月に実施を予定している2008年度の入試センター試験の問題作成者が、資料を保存していた私用パソコンを何者かに盗まれたもの。盗まれた資料は、試験問題を検討するため1年以上前に作成されたもので、実際の試験内容とは異なるという。

被害に遭ったパソコンは、パスワードが設定されており、流出の報告は受けていないが、同センターでは、流出した場合に試験問題を推測できる可能性があることから、差し替えを実施する。今回の差し替えにあたり、センター試験の日程などへ影響はないと説明している。

同センターでは、試験に関連する資料について持ち出しを禁止していた。今回の事故の責任を取るとして、理事長が給与の一部を返納するという。

(Security NEXT - 2007/12/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県立高で検定試験の解答用紙が所在不明に - 群馬県
高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
中学校で答案データが保存されたメディアを紛失 - 東久留米市
高齢者見守り活動用の名簿紛失、パトロールを強化 - 荒川区
患者情報の統計含む資料が所在不明 - 長崎みなとメディカルセンター
県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
シルバー人材センターで広報配布名簿を置き配、所在不明に - 北広島市
学童保育で利用料決定通知書1クラス分が所在不明に - 和歌山市
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
他県で実施した中学校自然教室で生徒名簿が所在不明に - 横浜市