職員が上野駅で置き引き被害、個人情報含む業務資料盗まれる - 日銀
日本銀行は、11月9日に職員が置き引きに遭い、個人情報が記載された資料など盗まれたと発表した。
業務局の職員が同日22時ごろ、上野駅に停車していたJR車内で置き引き被害に遭い、資料を鞄ごと何者かに持ち去られたもので、盗まれた資料は、日銀が金融機関に委託している国庫国債代理店の事務遂行状況が記載されていた。日銀によれば、同職員は資料を無断で持ち出していたという。
また資料には、金融機関職員の氏名や役職、入行年月、担当年数など39人分の個人情報のほか、金融機関顧客の氏名や住所など2人分の情報も記載されていた。事件後、警察へ被害を届けているが、鞄は見つかっていない。
日銀では、事件について関係者に対して事情を説明し、謝罪を行っているが、二次被害などの報告はないという。今後、資料の取り扱いなどルール遵守を徹底し、再発防止を目指すとしている。
(Security NEXT - 2007/11/14 )
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