大日本印刷の個人情報漏洩事件で業務委託先元従業員に有罪判決
大日本印刷の業務委託先元従業員が個人情報を記録した光ディスクを持ち出し、窃盗罪に問われた裁判で、東京地方裁判所八王子支部の来司直美裁判官は、懲役2年、執行猶予5年を言い渡した。
裁判で被告側は、個人情報を持ち出した理由を「練習目的」と主張したが、不自然として認められなかった。執行猶予とした理由は、今後の問われる民事上の責任の大きさに配慮した結果だという。
大日本印刷の個人情報漏洩事件では、保険会社や信販会社、プロバイダなど43社分約863万件の情報が流出。一部個人情報が売却され、詐欺事件へ発展するなど波紋を呼んだ。
(Security NEXT - 2007/11/01 )
ツイート
PR
関連記事
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
