Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

患者の個人情報含むフロッピーが所在不明に - 東大医科学研究所付属病院

東京大学医科学研究所付属病院は、患者の個人情報が記録されたフロッピーディスクが、所在不明となっていることを明らかにした。

紛失したのは、同院が臨床検査を業者へ委託する際に利用しているフロッピーディスク。患者10人分の氏名やID、年齢、性別、診療科、検体の種類、主治医名、検査項目などが記録されており、10月11日に発覚した。病名や検査結果は含まれない。

同院では、事故の調査委員会を設置して詳細を調べたが、委託業者とのディスク受け渡しについて確認が不十分で、紛失の原因や経緯を特定できないという。

同院では、関連する患者に対して、担当医が説明と謝罪を行った。外部で不正に利用されたといった連絡は受けていないとしている。

(Security NEXT - 2007/10/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施