登録者情報など3万件の個人情報がWinny漏洩か - 都内コンサルティング会社
業務請負業など展開する都内のコンサルティング会社のNCAコンサルティングから個人情報が流出したことがわかった。漏洩した個人情報は3万人分にのぼるという。
同社では、登録した主婦など在宅ワーカーを中心にマーケティングリサーチやアウトソーシング事業などを展開しているが、従業員が持ち帰ったパソコンから、ファイル交換ソフトWinnyを通じて登録者2000人分のほか顧客情報など3万件の個人情報が流出。一部ではさらに詳細な個人情報が含まれていたと見られている。
事故判明後、同社ではウェブサイトで事故を公表し、一部報道機関が事故を伝えたものの、その後同社や同社関連団体のウェブサイトは、いずれもアクセスができない状況となっている。
同社では、事故に関する取材に対して「責任者が事故対応に追われて出払っており、回答できない」とし、ウェブサイトの復旧についても未定だという。
(Security NEXT - 2007/10/15 )
ツイート
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
公開PDF資料に個人情報、県注意喚起きっかけに判明 - 菊池市
小学校で個人票を誤配布、マニュアルの認識不十分で - 大阪市
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
