金沢市のビジネス施設に不正アクセス - 利用者の個人情報が流出か
金沢市の公共施設「ITビジネスプラザ武蔵」が外部から不正アクセスを受け、サーバ内部の個人情報が外部へ流出した可能性があることがわかった。原因は設定ミスで、現在は修正されているという。
同市によれば、9月18日に同施設のインターネット接続回線を変更したが、その際にネットワーク機器の設定を誤り、外部からサーバへアクセス可能な状態になったという。アクセスにはパスワードが必要だが、ログ上に解読された形跡が残っていた。
流出の可能性があるのは、同施設の予約システムを利用登録していた574人分の氏名、住所、所属部署、電話番号、メールアドレス。被害を受けたのは同施設のサーバ1台のみで、同市が管理するほかのサーバについては、同様の被害はないという。
同市では不正アクセス発覚後、ウェブサイトを閉鎖して修正作業を実施。すでに修正は完了しており、ウェブサイトの公開を再開している。
(Security NEXT - 2007/10/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
フィッシング契機に第三者が端末操作、個人情報流出か - 共立メンテナンス
ランサム被害で写真や動画が流出、調査を実施 - 横須賀学院
委託調査の関連データが保存されたPCを紛失 - 埼玉県
