Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバ管理ツール「Webmin」のWindows版に深刻な脆弱性

サーバの統合管理ツール「Webmin」のWindows版に脆弱性がみつかった。情報処理推進機構などは最新版へ移行するよう注意を呼びかけている。

同ソフト上に「OSコマンドインジェクション」の脆弱性が見つかったもの。悪意あるユーザーがログインし、不正なURLを送信した場合、任意のOSコマンドが実行することができる。攻撃を受けた場合、情報漏洩や改ざん、不正ソフトのインストールなどが行われる可能性がある。

同機構では、今回見つかった脆弱性について3段階中もっとも深刻度が高い「危険」としており、脆弱性が解消した同1.370以降へアップグレードするよう注意を呼びかけている。

情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/

(Security NEXT - 2007/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開