Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ATMジャーナルなど8万件の顧客情報を紛失 - 中南信金

中南信用金庫は、6支店において個人情報などを含む伝票やATMジャーナルを紛失したと発表した。

所在がわからなくなっているのは、高麗支店、さかま支店、伊勢原支店で保管されていた伝票554件。顧客の氏名や口座番号、取引金額のほか、口座を新規開設した顧客については住所や電話番号、勤務先なども含まれる。

さらに国府支店では、顧客の氏名、口座番号、取引金額など約7万8000件が記載されたATMジャーナルの紛失が判明。また下中支店と平塚支店では、顧客名など含む「訪問活動日報」および「実績集計表」約630件が見あたらないという。

いずれも保存文書の点検を実施したところ判明したもの。同信金では、持ち出しの形跡がなく、被害の報告なども受けていないことから、誤って廃棄した可能性が高いと結論づけている。

(Security NEXT - 2007/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を