Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ネットバンク「個人情報の管理」や「システム障害」に不安 - 約5割

オンラインバンキングが、24時間利用できる利便性やコスト面など、高く評価される一方で情報セキュリティに対する不安を感じるユーザーが多いことがわかった。

楽天リサーチが2007年8月に、全国の20代から60代までの会社員や公務員など1000人を対象として実施した調査で判明したもの。

オンラインバンキングの利用目的は、残高や入出金の照会がもっとも多く、「振込、振替」「決済サービス」が続いた。オンラインバンキングのメリットとしては、24時間利用できることや手数料の安さを挙げるユーザーが目立つ。また「セキュリティ対応が充実している」との意見も37.3%を占め、4位につけた。

しかし一方で、「個人情報の管理」や「システム障害」に不安を感じるとして、いずれも50%強がデメリットであると回答しており、IDやパスワード管理を面倒とする声も41%に達するなど、情報セキュリティに関するデメリットが目立つ結果となった。

(Security NEXT - 2007/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局