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水道料金案内に個人情報を記載して送付 - 静岡市

静岡市は、法人に発送した水道料金の案内はがきに、関係ない住民の個人情報を記載して送付したことを明らかにした。原因は、委託先のデータ入力ミスとしている。

同市によれば、9月3日に水道利用者である法人に発送した「水道料金・下水道使用料のお知らせ」に、同法人とは無関係の住民の個人情報を記載したという。記載内容は氏名、水栓所在地、今回使用水量、今回水道料金額、前回口座振替日、前回口座振替水道料金額など。法人からの連絡により判明した。

委託先であるエスビーエス情報システムにおけるデータ入力ミスやチェック体制の不備が原因で、同市の確認も不十分だったという。同市では、関係者を訪問し、説明と謝罪を行った。また、同様のデータミスが発生している可能性のある1672件についてチェックを行い、誤りがないことを確認している。

今後は再発防止策として、委託先における入力プログラムの変更や、チェック体制の見直しを実施するとともに、同市でのチェック業務を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2007/09/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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