利用者180名の個人情報含むFDを紛失 - 横浜市の福祉サービス事業者
高齢者向けの食事サービスを提供する横浜市の委託事業者「ほほえみ」において、6月の利用者180人の個人情報が記録されたフロッピーディスクが所在不明になっている。
紛失したと見られているのは、食事サービス実績報告用のフロッピーディスク2枚。ディスクには、2007年6月に食事サービスを利用した180人分の氏名、住所、性別、生年月日、利用予定回数、利用者番号などが記録されていた。2枚のうち1枚はバックアップ用で同じデータが記録されている。
7月6日に横浜市がディスクを事業者へ郵送し、翌日に到着が、事業者内で引き継ぎに問題があり紛失した。同市では新しいディスクを送付して、紛失したディスクの回収を求めていたが、8月21日になっても見つかっていないことが判明。市の担当者が現地を確認し、捜索の続行や関係する利用者への謝罪を事業者へ指示した。
データは暗号化されており、専用のソフトとパスワードがなければ読み取ることはできないという。同市では、再発防止策としてディスクの専用保管場所を設置するとともに、受け取り記録を付けるよう指導した。
(Security NEXT - 2007/08/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性
