Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ファンタシースターユニバース」に個人情報を閲覧できる不具合

セガが提供するオンライン対応ゲーム「ファンタシースターユニバース」のシステムに不具合があり、不正アクセスにより個人情報が一時閲覧できる状態だったことがわかった。

パソコンやプレイステーション2向けに提供している同ゲームの課金システムに不具合が見つかったもので、システムの動作検証で判明。2007年3月29日から8月22日までにプログラムなどを利用して不正にアクセスを行った場合、最大4万7494人の氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレス、ID、課金履歴などが個人情報が閲覧できる状態だった。

不正アクセスが可能だったのは同ゲームの登録者のみで、今のところ個人情報の流出は確認されていないという。同社では、一時サービスを停止した上でシステムの不具合を解消し、8月23日にサービスを再開。ユーザーに対してはメールで不備を報告し、謝罪する。

(Security NEXT - 2007/08/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社にサイバー攻撃、従業員情報が流出した可能性 - ベルシステム24
iOS版「Okta Verify」に脆弱性 - アップデートで修正、影響の確認を
メルアカがスパムの踏み台に、情報流出など影響を調査 - 宮崎大
「LiteSpeed Cache」に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
紅茶専門店の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
QNAP製NAS向けの複数ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Rancher」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FortiManager」狙う攻撃 - IoC情報など更新、被害ないか確認を
選手などの個人情報含むファイルをサイトに誤掲載 - 東京都フェンシング協会
高校でメール誤送信、オープンスクール参加予定者のメアド流出 - 福岡市